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2007.12.14  12月の話題

今月の話題は噛み癖です。噛み癖によって顎関節症が発生することがあります。噛み癖の治療だけで、開口障害や痛みが治ってしまうこともあります。
よくアゴにコキッという音のする方がいますが、これを歯科用語ではクリックといいます。顎関節の、お皿とアゴの頭の間には、座布団のような関節円板という組織があります。この、軟骨と血管網でできた関節円板が、アゴの頭が動くときに、お皿と頭の間に入り込んだり、抜けたりすることで音がします。健康な状態であれば関節円板はお皿と頭の間に常にあって、同調して動くものなのですが、外れてしまったりすると、はまり込むときと、ぬけるときにコリッと音がします。口の開け閉めで2回音がするタイプがこれです。もうひとつ噛み癖が原因で起こるものがあり、これはコリッという音もありますが、ぶちゅうっという音もあります。癖でアゴを一方の関節の奥へ押し込んでいる人に、このようなことが発生します。押し付けられたままでいることで、組織が癒着してしまい、さて動くときに、はがれるようなことが起こるため、音が出るタイプです。ご自分で、あごを右左に動かしてみましょう。自分では左右同じくらいに動かそうとしても、一方だけは力が入らず、動かないことがあります。自分で鏡で見ていても意思とは無関係の動きしかできなかったりします。これが噛み癖から来る関節の癒着現象で、クリックの原因でもあり、顎関節症の原因にもなります。
アゴは左右同じくらい自由に動けるのが健康な状態です。どちらか片方への動きが悪い、たとえば右に動きづらいときは左の関節に問題があるときです。左奥へアゴを常に押し付けているときにそうなります。意識して右前に下あごを当てるようにしましょう。だんだんと右に動けるようになります。アゴのストレッチです。動きの悪い側を上にして寝るようにします。ストレッチと寝相の改善だけで、クリックが消えることもあります。

投稿者 山下矯正歯科医院 | PermaLink | トラックバック(0)