2歳から4歳の非抜歯
通常、すべての乳歯(子供の歯)が生えそろいます。
乳歯は全部で20本(上10本、下10本)あります。この10本ずつでアーチ形の列を作り、乳歯列を 作ります。
離乳期が過ぎ、本格的に何でも食べ始めます。
保育園や幼稚園に通うようになると、色々な味も覚えてきます。
甘いものは虫歯になるからと絶対ダメとするのではなく、色々な味に触れさせてあげましょう。
味覚を形成するにも大事な時期です。
虫歯にもなりやすいので、ケアが必要です。
お母さまやお父さまが優しく磨いてあげましょう。親子のスキンシップもでき、一石二鳥です。
この時期は永久歯が生えてくるための準備期間です。
(乳歯の下に永久歯が準備しています)
歯並びは大きな乱れは少なく、多少の歯の重なりがあるくらいです。
また、歯と歯の間にすき間のあるお子さんも多いです。
この時期で矯正が必要なケースは少ないですが、
受け口、反対咬合(はんたいこうごう、口を閉じると下の歯が上の歯を覆う)、
交叉咬合(こうさこうごう、左右のどちらかにアゴがずれて咬み合わせる)
の場合は、注意しましょう。
永久歯になると自然に治ってしまう場合もありますが、比較的簡単な装置で治療することもあります。
この時期の受け口の治療にはムーシールドを使用します。
(図:roccky mountain morita社カタログより引用)
ムーシールドで、なぜ受け口が治るのでしょうか?
① 上唇(うわくちびる)が上の前歯を押す圧力を減らして、くちびる圧のバラ ンスを整えます。
② 舌がお口の中で低い位置にあるのを改善し、高い位置で落ちつくようにします。
それによって反対咬合の改善を促します。
③ムーシールドは、装着することによってアゴが正常に成長するように促します。
※ 寝ている時に使います。約1年間継続して使用します。
※ 使わないときは、専用ケースに入れて保管します。
専用ケース
(この図は横から見たところです。)
(図:roccky mountain morita社カタログより引用)